特定非営利活動法人 暮らしと耐震協議会  令和元年度事業計画(令和元年6月29日)


当会の働きかけにより平塚市は耐震助成制度の改善を進めた(「受領委任払い」の採用)。
「囲碁のまち大船渡による復興と振興」、高次脳機能障害者と家族の支援なども大きく進展した。
住まいの補強、心の補強共に大事な場面であり、引き続き思い切った取り組みを行い、成果を出す。

<住まいの補強~死なないためのまちづくり:耐震診断、耐震補強、家具固定> 
新たな助成制度を活用し、耐震診断と補強に成果を出す。
1 目標:10件の耐震診断、5件の耐震補強工事を実施する。
2 活動方針:昨年度に引き続き、地域や障害者団体などとの信頼関係を生かし、取り組む。
(1)真土ふれあいまちづくりとの連携を強め、地域ぐるみ耐震診断運動を成功させる。
(2)平塚市障害者団体連合会向けの独自チラシとポスターを制作し、信頼関係を高める。
(3)ひらつか防災まちづくりの会、ひらつな祭など防災運動と連携する。
(4)真土地区の防災事業と連携して、家具固定、耐震診断キャンペーンを実施する。
(5)平塚市に、旧耐震世帯へのDMを実施するよう、引き続き強く働きかける。

<心の補強~生きていたくなるまちづくり:福祉、文化、被災地・過疎地支援>
1 目標:文化部会、福祉部会、地域連携部会が中心となり、各分野、各地域で事業を発展させる。
2 活動方針
(1)「真土ふれあいまちづくり~高齢者が孤立しないまち」
①連合自治会、真寿会(老人会)、社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会、教育力ネット、高齢者よろず相談センター(包括支援センター・倉田会)と連携したまちづくりを進める。
②居場所づくりの「ニコニコ会」や囲碁ボール大会への参加など、可能な限りで連携を保っていく。
(2)「囲碁のまち大船渡による復興と振興」
「第5回碁石海岸囲碁まつり~全国・台湾・韓国盲学校囲碁大会」(5月12日~14日)の成功を踏まえ、
「第6回碁石海岸で囲碁まつり~全国・台湾・韓国盲学校囲碁大会」2019年5月9日~13日)を準備
 第74期本因坊戦第一局を併催、三大タイトル戦毎年開催を確定させ、復興と振興を軌道に乗せる。
(3)第六回首都防災ウィーク」(9月1日(土)~9日(日))
首都防災ウィーク実行委員会(中林一樹委員長、木谷事務局長)への共催。
東京都慰霊協会、東京いのちのポータルサイトなど広範な団体と共に取組み、日本の防災運動最大の流れに発展させる。今年もまた、大船渡市と連携し、サンマ炭火焼き提供などに取り組む。
(4)「高次脳機能障害と囲碁」(第一日曜)を継続、発展させる。
12月2日(日)「第二回高次脳機能障害と囲碁&心の唄」(大田区文化の森)
(5)「第9回・21世紀の朝鮮通信使・日韓文化交流・鞆」(10月13日(土)~14日(日)、鞆の浦)
(6)そのほか、福祉部会、文化部会、地域連携部会、地元団体と共に幅広い事業を行う。